散歩中に出会ったワンちゃんです。今でも水泳が大好きです。
飼い主さんと話をしていると、これまでに何度か病気で苦しんでいる人を救助したお手柄犬だと分かりました。

特別訓練されていない犬が、どうして何度もお手柄？　素人考えをしてみました　⇒　「勝手に発見」

　私は藤牧ミルキー１４歳、人なら８５歳のお婆さん　でも元気よ

１０歳くらいの時だったかしら、寒い冬の夕方、散歩係りのじいやと近くの町を散歩していたら、
困った人が訴えている時のとても気になる臭いが漂ってきたの。
　紐を持つじいやの手を振り切って一目散、公園に走りこむと、お爺さんが植込みの蔭に倒れていたの。
私はそばに落ちていた帽子をくわえて戻って、じいやをお爺さんのところに連れて行ったわ。
後はじいやの連絡で救急車が来たりして、危なかったお爺さんの命は助かったそうよ。

ママとの散歩でも、通りにうずくまっているお婆さんを見つけて、ワンワン吠えたことがあったわ。
ママは手の暖かい薬師（くすし）さんだから、その場で手を当てたり、深呼吸をさせたりしてあげてたの。
お婆さんは元気になって帰って行ったわ。

他にもじいやと散歩していて、あと1人助けたけれど、そのときの様子を知っていた人がいなくなって、
詳しいことは分からなくなったみたい。